有害です。肉眼では分かりませんが、走査電子顕微鏡で合成界面活性剤入りシャンプーで毎日頭皮・頭髪を洗っている方の髪の毛を観察すると、キューティクルが剥がれ落ちたり、変形したりして、毛の表面がぼろぼろになっており、毛髪一本一本が細く弱々しくなっていることが分かります(医学博士坂下栄著「合成洗剤―買わない主義 使わない宣言」・・・123〜127頁に毛髪の電子顕微鏡写真を掲載)。
シャンプーは経皮毒(経皮吸収される有害物質)の危険性がもっとも高い日用品のひとつです。陰イオン系、非イオン系などの合成界面活性剤が複数配合されているほか、パラベン、エデト酸、プロピレングリコール、フェノキシエタノールなど多くの有害性懸念物質が含まれています。そしてそのシャンプーが洗う頭皮はもともと経皮吸収率の高いデリケート部位(腕の内側の3.5倍)であるうえ、シャンプーする時は頭皮の表面温度が上昇して経皮吸収率がさらに何倍にも跳ね上がるため、界面活性剤など経皮毒物質を多く含むシャンプーで頭を洗うことはとてもリスクが大きいのです。それは髪の毛(頭皮の上に出ている部分)にダメージを与えるだけでなく、毛根にも悪影響を与えます。毛根へのダメージは若ハゲ、白髪の原因になります。さらに肝臓、脳、子宮、卵巣などにも害がおよぶ恐れがあると指摘する専門家もいます。
他方、リンスやコンディショナーは陽イオン系合成界面活性剤が主成分で、これにシリコン系コーティング剤などを加えて髪の毛一本一本を化学物質の膜で覆うようにしています。その化学物質の膜は、「髪のキューティクル全体をおおって髪の呼吸を妨げるので、使用後はつややかな髪に仕上がったように感じますが、徐々に髪をやせさせてしまう結果となります」(薬学・毒物学の稲津教久教授著「皮膚吸収される有害物質から身を守る経皮毒ハンドブック」・・・2009年、PHP研究所)。 |