第4回:【続】不可思議で、魅力一杯のローション『ナンナミスト』(使ってさえみれば誰にでも解る)

アトピー・敏感肌にも安心の完全無添加ローション「ナンナミスト」防腐剤や香料一切不使用。完全無添加ボディローション「ナンナミスト」のご紹介。アトピー・敏感肌の方で乾燥にお困りの方におすすめです

第4回:今回もナンナミストの話を続けたい。 

↑前回の記事

初めてナンナミストの原料とも言える強酸性ジェルに触れた人が、例外なく言うのは「このベトベト感、何とかならない?」という言葉。この言葉の裏には、「これじゃ使う気にならない」、つまり「売れないよ」と、言いたい気持ちが隠されている訳だ。

そ自分でもそう思っていたので、真水の製造装置を購入し、そのジェルを色々な濃度に希釈して、万人受けしそうなローションにしたものが、『ナンナミスト』と言える。 

とは言え、殆どの人はそれくらいの作業で、あのベトベト感がなくなるはずないと思われるだろう。 

秘密は、保湿力の塊とも言える電解酸性ジェルには、油性成分が一切含まれていない点にあるのだ。油分0の保湿ローションの出来上がりという訳だ。 

このミストが完成した時、私が感じたのは「これで、アトピー性皮膚炎、乾燥肌、敏感肌・・に立ち向かう事ができる」という思いであった。事はそれほど簡単ではないにしても・・。 

しかし、法律によって、そのことを具体的に、不特定多数に宣伝することはできない。そのために、何処にでも売られている普通の保湿用ローションという化粧品として、販売することを余儀なくされて来た訳だ。それでは、耳にした事もない会社が作っている保湿ローションなど、手にする気にはならないのが当然だろう。 

私にしてみれば、「世の中には、こういうローション存在しているんだよ」と、知ってもらいたいという気持ちだけだった。 

『ナンナミスト』は、 “有害成分0、薬効成分0の殺菌、保湿ローション”なのである。 

念のために申し上げておくが、ナンナミストの殺菌性については、バジャンの場合と同様、公的機関においてデータ化している。 

さて、既に『ナンナミスト』をお使いになっている方にお訊きしたい。 

恐らく、初めて肌に噴霧した時の第一印象は、「アレ、コレ単なる水じゃない?」というものではなかったんじゃない?

それが10数秒後には、単なる水が、シットリ感をもたらす保湿水に変わり、そのシットリ感(保湿感)が非常に長時間続く事に驚かれたのではないかと思う。 

薬効成分は無論、植物成分さえ一切含まないローションが、殺菌力と、保湿力を有していること自体、理解しにくいというか、信じられない事だろう。 

モドキ作りの名人は、簡単にマネできるのではないかと思うかも知れないが、そう簡単ではないんだよ。 

ちなみに、『バジャン』が発売された当初は、主成分が重曹だと耳にしたものだから、重曹で洗濯したり、浴槽に入れて身体を洗ったりした人が少なくなかったらしい。 

結果は、衣類の汚れ落ちは悪いし、生地が傷む上、肌はアルカリの作用で瘡ツクしで、早々にポシャってしまった。 

当時は、その責任が当社にあるかのように、電話で「何故だ、おかしいじゃないか」などと、クレームをつけて来る輩が少なからず居た。「そんな簡単に作れるくらいなら、誰も苦労しないよ」と、言っておいたのだが・・。 

ナンナミストにしても同じ事。 

申し上げておく事だが、業種を別とすれば企業の多くは、また技術によっては、類似品を作らせない為に、あえて特許を取らない場合が少なくない。また、特許の内容通りに作っても、同じものはできないようになっているのだ。 

簡単に真似されるくらいなら、特許を取る意味などないのだから。 

興味深い事に、ナンナミストの愛用者の内、アトピーなど皮膚トラブルの人と、健常者の人の割合を見ると、特に女性においては、健常者の割合が多いのである。

つまり、肌にトラブルを持っている人は、それまでの体験から『ナンナミスト』のようなローションがあること自体信用できないという事ではないかと思う。

マーあの成分を見たら、無理はないと思うのだ。薬効成分は関係なく、電気分解で機能化した水の作用だなどとは理解できないのが当たり前なのだから。 

一方、友人たちの口コミで試してみた人の多くは、化粧水また、全身保湿ローションとしてハードリピーターになった女性が多いという事なのだろう。 

それが口コミで、徐々に冬場には乾燥肌、特に老人性乾燥肌の人方が増えてきた。 

最近は、母親のナンナミストを使う思春期の息子さんや、アフターシェーブローションに使うご主人の所為で減りが早いのに困っていると、嘆く奥様も少なくない。 

10数年前、ある理容学校の校長先生に「これ以上のアフターシェーブローションは、世界にありませんよ」と言われたのを思い出す。 

若い男の子は、肌が変わってくる事や、ニキビに良い(ある有名な女性医師に、訳の分からない効果を言うのではなく、ニキビ予防、治療にこれほど良い物はない、と何故宣伝しないんですか?と言われたことがある)ことなどが、自覚できると、そりゃ手放さなくなると思うよ。 

開発当所は、女性の顔だけだから、1カ月200㏄もあれば十分だろうと、思っていたものだが、上記のような事情からか、「すぐなくなるから、もっと内容量を増やしてほしい」という声が上がった為、500㏄を作った。

しかし、今度は「女性には重すぎる」となり、現在の350㏄に落ち着いた訳。 

保湿感は直後でなければ、3日もすれば体感できるが、使用している内に、皮膚刺激がない事や、乾燥肌がターンオーバーするのを体感するらしく、確固としたハードリピーターになられるようだ。 

物足りないと思われる場合には、重ね塗りをお勧めしている。通常のローションのように付け過ぎによる弊害や、慣れという現象はないのだから・・。 

「使ってさえみれば誰にでも解る」と、言いたくなるのがお判りいただけるだろうか。 

ただ、1点だけ申し上げておく。稀にいらっしゃる酸性に弱い肌質の方は、ご使用を控えられるようにと。 

『アトピー3点セット』については次号にて

堀江琢磨